2. 給付金を受給するまでのフロー

給付金を受給するには、手続きをする必要があります。

手続き方法は自治体によって異なりますが、代表的なパターンを紹介します。

2.1 確認書を返送するパターン

  • 市区町村から確認書が送付される
  • 確認書に必要事項を記入して返送する
  • 指定した口座に振り込まれる

自治体から給付金についての確認書が送付されるパターンです。

確認書に氏名・住所・口座番号などを記入し、同封されている封筒に入れて返送します。

なお、返送時には以下のような書類も添付する必要があります。

  • 本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカードなどのコピー
  • 銀行口座の通帳やキャッシュカードなどのコピー

2.2 ネットで申請するパターン

  • 市区町村から確認書が送付される
  • オンライン申請フォームにアクセスして必要事項を記入・送信する
  • 指定した口座に振り込まれる

オンラインで受付をしている自治体もあり、東京都武蔵村山市の場合は確認書が手元に届いてから申請URLにアクセスします。

確認書に記載されている番号を入力する必要があるため、確認書が届く前にアクセスしても手続きはできません。

なお、佐賀県高雄市のように「ファストパス申請」の名称で実施している自治体もあります。

2.3 名称に注意

今回の10万円給付は自治体によって名称が異なり、以下のようなパターンがあります。

  • 物価高騰重点支援給付金(東京都渋谷区)
  • 低所得世帯に対する生活支援特別給付金(東京都武蔵村山市)
  • 令和6年度 夏の緊急支援給付金(愛知県名古屋市)
  • 令和6年度いたばし生活支援臨時給付金(東京都板橋区)

市区町村から届く手紙も、上記のような名称で記載されています。

名称に見覚えがないからといって、中身を読まずに捨ててしまうことのないよう注意しましょう。

次の章では、具体的な申請スケジュールの一例をご紹介します。