2.2 年金の落とし穴②天引きされるお金は増える可能性がある
先ほど天引きされるお金を挙げましたが、これらは定額ではないという点に注意してください。
例えば健康保険料や介護保険料は社会情勢によって毎年変動する可能性があるため、差し引かれる金額が高くなることもあるのです。
普段からニュースをチェックすると変動を予測できることがあるので、日頃から興味関心を持っておくのがおすすめです。
2.3 年金の落とし穴③年金振込額が10月から変わる可能性がある
年金から差し引かれるお金について、4~9月分の天引きと10月以降の天引きとで額が異なるケースがあります。
なぜなら保険料や税金の額が年度の途中で確定する場合、それまでは仮の金額で徴収せざるを得ないからです。
例えば、東京都における後期高齢者医療保険制度の保険料は下記のように仮徴収・本徴収されます。
所得が確定するタイミングに合わせて、上図のように仮徴収と本徴収の時期を分けているのです。
こうなると10月から天引き額が増える可能性があるため、十分注意しましょう。
詳細は自治体によるので確認しましょう。