2024年7月から住民税非課税世帯への10万円給付に関する案内が行われています。住民税非課税世帯への10万円給付とは、物価高の影響を踏まえて、2024年度に新たに低所得となった世帯に対して給付金を支給する制度です。
この記事では10万円給付がもらえる世帯や書類の提出期限について解説します。また合わせて知っておきたい年金生活者支援給付金についても紹介します。
1. 住民税非課税世帯への10万円給付とは?
住民税非課税世帯への10万円給付は、低所得の世帯に対して給付金を支給する制度です。
1.1 対象となる世帯
住民税非課税世帯への10万円給付の対象は、以下の世帯です。
①2024年度に新たに住民税が非課税になった世帯
②2024年度に新たに住民税所得割が非課税の世帯
住民税は、前年の収入を基に、毎年5〜6月ごろ決まります。そのため、2024年度の住民税が非課税になるかどうかは、2023年度の収入で判断されます。
なお、2023年度にも給付金が支給されていますが、給付金は2023年度か2024年度いずれか1回しかもらえません。したがって、以下の世帯は給付の対象外となります。
- 2023年度に住民税非課税世帯として7万円を受け取った場合
- 2023年度に住民税均等割世帯として10万円を受け取った場合