冷凍ヘルシーミールの定期宅配サービス「GREEN SPOON」を展開する株式会社Greenspoonは2024年6月にGlicoグループに参画。2024年8月30日には合同で発表会を開催し、グループ参画後初となる新商品をお披露目しました。発表会で語られた情報をもとに、江崎グリコ株式会社とコラボしたこだわり商品の魅力を紹介します。

江崎グリコ×Greenspoonコラボ新商品&事業説明会の様子

男性2名が商品をもっている写真

筆者撮影

1. 【グリコとGREEN SPOONがコラボ】両社が期待するシナジー効果は?

日本の老舗菓子メーカーである江﨑グリコですが、そもそも創業時から子どもの健康を第一に考え、「栄養菓子」としてキャラメルやビスケットなどを開発してきた経緯があります。近年は原点に立ち返り、健康事業を推進しています。

一方のGreenspoonは2020年3月にサービスの提供を開始したスタートアップ企業です。「たのしい食のセルフケア文化を創る」をミッションに掲げ、「かんたん・ヘルシー・おいしい」にこだわったメニューが人気を集めています。

歴史に大きな違いのある両社ですが、健康へのアプローチには共通点があり、2024年6月にグループ参画に至りました。発表会で江﨑グリコの木村幸生・執行役員・健康イノベーション事業本部長は「Greenspoonの得意とするデジタルコミュニケーションのノウハウを生かして、ダイレクトにお客様とつながりを作っていきたい」と期待するシナジー効果を語りました。

江﨑グリコの木村幸生・執行役員・健康イノベーション事業本部長

男性の写真

筆者撮影

Greenspoonの田邊友則社長はもともとサイバーエージェントでAbemaTVを立ち上げた経歴を持ち、GREEN SPOONもSNSを中心としたデジタルマーケティングをテコに成長してきました。田邊社長は「グリコの販路アセットや長年培ってきた食品ナレッジは魅力的」と話し、今後開発と販売の側面で両社の強みを掛け合わせていく方針を示しました。

Greenspoonの田邊友則社長

男性の写真

筆者撮影