まだまだ暑い日が続いていますが、もう少しで秋のガーデニングシーズン。「あまり時間が取れないけど、秋も花いっぱいの庭にしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが多年草。一度植えておけば、ほぼほったらかしでも毎年きれいな花を咲かせてくれるので、初心者さんやお忙しい方でも簡単に育てられます。

この記事では、秋に植えて毎年花が咲く、お手入れ簡単な多年草5選を、参考価格とともにお伝えします。植えてすぐに花を楽しめるものばかりなので、暑さがひと段落したら植えてみてくださいね。

1. この記事で紹介する「ほったらかしで毎年花が咲く」多年草

【写真1枚目/全7枚】可憐で野趣あふれるシュウメイギクほか、2枚目以降で《手間いらずな秋植えの多年草》紹介します!1/7

白いシュウメイギク

Kabar/shutterstock.com

  • カラミンサ(カラミント)[落葉]
  • シュウメイギク[半落葉]
  • オステオスペルマム[常緑]
  • チェリーセージ[半落葉]
  • アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)[落葉]

それでは、ひとつひとつ解説していきます。お気に入りを見つけてみてくださいね。

2. ほったらかしで毎年咲く花!秋に植えてすぐに花が楽しめる多年草3選

2.1 カラミンサ(カラミント)[落葉]

爽やかな香りの可憐な小花がかわいらしい「カラミンサ」2/7

爽やかな香りの白い小花がかわいらしいカラミンサ

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カラミンサは初夏から晩秋まで、可憐な小花を咲かせます。花色は白、ピンク、紫など。葉も小さく控えめな雰囲気なので、寄せ植えや花壇の引き立て役、小さな植栽スペースの彩りにおすすめです。

ミントに似た爽やかな香りがすることから「カラミント」と呼ばれることもありますが、ミントのようにお庭で増えすぎることはないので、安心して地植えできますよ。

日当たりのよい場所に植え、春と晩秋に化成肥料を適量与えておくと花付きがよくなります。少し乾燥に弱いので、土が乾きすぎないように水やりしましょう。

※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗)

2.2 シュウメイギク[半落葉]

風情ある楚々とした花が魅力の「シュウメイギク」3/7

ピンク色のシュウメイギクが満開

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シュウメイギクは、秋に白やピンクの楚々とした花を咲かせます。和風にも洋風にも合わせやすく、半日陰でも育てられるため、さまざまなお庭で活躍してくれる多年草です。

背が高くなる高性種とコンパクトな矮性種があるため、植えたい場所に合わせて選べます。花壇の背景や主役、引き立て役にもなれる万能選手。切り花にもできるので、たくさん咲いたらお部屋でも花を楽しめます。

可憐に見えて、とても丈夫な多年草。年々株が大きくなるので庭植え向きです。広めの場所に植えてのびのび育てると、たくさんの花が楽しめます。

地下茎で広がるため、根止め板などで仕切った中に植えましょう。また、花が咲き終わったら種が飛ぶ前に花がら摘みをしてください。

※参考価格:450~1200円前後(3号ポット苗)

2.3 オステオスペルマム[常緑]

花色や花形のバリエーション豊富な「オステオスペルマム」4/7

オステオスペルマムの花。中心が紫外側が黄色のおしゃれなグラデーション

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オステオスペルマムは春と秋の2回、メルヘンティックでおしゃれな花を咲かせます。株を覆うように咲き誇る時期は、花壇や寄せ植えの主役として大活躍してくれる多年草です。

品種が多く、花色や花形のバリエーションが豊富。うす紫やピンクのかわいらしい色から、大人っぽいアプリコット、元気なビタミンカラーなど、植えたい場所やほかの植物の色に合わせて選べます。お気に入りのオステオスペルマムを探してみましょう。

高温多湿や寒さにやや弱いため、鉢植えで育てるのがおすすめ。真夏は半日陰で管理し、冬は霜が当たらない軒下などに移動すると、夏越しや冬越しが簡単です。

開花期は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて、ときどき花がら摘みをすると花つきがよくなります。

※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗)

3. ほったらかしで毎年咲く花!秋のお庭で大活躍するサルビアの仲間2選

3.1 チェリーセージ[半落葉]

甘い香りの野趣あふれる小花が魅力「チェリーセージ」5/7

赤と白の小花がかわいらしいチェリーセージ

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初夏から晩秋にかけて、野趣あふれる小花を咲かせるチェリーセージ。かわいらしい花からはサクランボのような甘い香りが漂い、切り花やポプリで香りを楽しむこともできます。

花色は赤、黄色、紫、白、ピンクなどがあり、サルビアの仲間の中では、花色豊富なのが特徴。一緒に植えたい植物やお庭の雰囲気に合わせて選びましょう。

暑さ寒さに強く、暖地では冬も花を咲かせることがあるほど。秋に苗を植えても、長期間花を楽しめます。日当たりと風通しのよい場所に植えて楽しみましょう。地植えなら肥料や水やりはほとんど必要なく、ほぼほったらかしOK。広がりすぎたら切り戻してくださいね。

※参考価格:300~600円前後(3~3.5号ポット苗)

3.2 アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)[落葉]

長い花穂に咲く紫色の花が爽やかな「アメジストセージ」6/7

紫色の長い花穂が特徴のアメジストセージが満開

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長い花穂に咲く紫色の花が爽やかなアメジストセージ。しなやかな枝が風に揺れ、秋のお庭をすがすがしく彩ってくれます。

大きく育つため、広めの場所でのびのび育てましょう。庭植え向きの多年草で、花壇の背景におすすめです。

成長が早いため、初夏に切り戻しておくと高さが抑えられ、放任よりコンパクトに育ちます。庭植えなら肥料や水やりもほとんど必要なく、育てやすい多年草です。風で倒れるようなら、支えを設置しましょう。

※参考価格:300~700円前後(3~3.5号ポット苗)

4. まとめにかえて

秋植えですぐに花が楽しめて、ほぼほったらかしでも毎年花が咲く多年草を5つご紹介しました。植えてみたいお花はありましたか?

暑さがひと段落したら寒くなりすぎないうちに植え付け、しっかりと根付かせてから冬を迎えられるようにすると、来年もすくすく育ってくれますよ。また、毎年秋にきれいな花を楽しむためには、風通しのよい場所に植え、夏の蒸れを避けるのがコツです。

秋に花が咲く多年草と一緒に、心地よい秋の風を感じながら過ごすのが、今から楽しみですね。

5. 【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?

【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?7/7

【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?

出所:LIMO編集部作成

5.1 多年草や宿根草の魅力

  • 一度植えれば植え替えの必要がなく、ほぼほったらかしで育てられる植物も多い
  • ローコスト&ローメンテでガーデニングが楽しめる
  • 年々大きく育っていく喜びを味わえる
  • 毎年決まった時期に花が咲き、季節を教えてくれる

5.2 お庭に取り入れるコツ

  • 開花時期をずらすと、一年中花が咲く庭になる
  • 花色やテーマを統一するとおしゃれな印象に(ホワイトガーデン、ブルーガーデン、ナチュラルガーデンなど)
  • カラーリーフとして楽しめる植物を取り入れると、花が少ない季節も華やかになる

鈴森 真樹