残暑が残るこの時期ですが、朝晩の空気は徐々に秋に向かっているように感じられます。受験方式が多様化する昨今、受験生にとって秋は推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)が始まる季節でもあります。

その大切な時期を支える保護者のみなさんにとっては「学費」は避けて通れない現実。トータルで一体どれくらいかかるのか、きちんと知ることが大切です。

LIMOでは受験生や保護者のみなさんが注目する大学・学部の学費に注目。今回は慶応義塾大学経済学部の4年間の学費について、大学データをもとにご紹介します。

それでは、慶應義塾大学経済学部を卒業するまでに、いくら必要なのかを見ていきましょう。

1. 慶應義塾大学経済学部「納付金の構成」

慶應義塾大学経済学部の納付金の内訳を、1年次と2~4年次に分けてみていきます。

1.1 1年次(年額)

  • 入学金:20万円
  • 在籍基本料:6万円
  • 授業料:92万円
  • 施設設備費:22万円
  • その他の費用:7350円

初年度納付金合計:140万7350円

※その他費用に学生健康保険互助組合加入費(100円)を含みます。

1.2 2~4年次(年額)

  • 在籍基本料:6万円
  • 授業料:92万円
  • 施設設備費:22万円
  • その他の費用:7250円

在学生納付金合計:120万7250円

2. 慶應義塾大学経済学部「卒業までの4年間の学費」はトータルいくら?

ここまでの数字を計算してみましょう。

  • 初年度納付金+2~4年次納付金=502万9100円

慶應義塾大学経済学部を4年間で卒業した場合、納付金はトータルで502万9100円でした。

この納付金を準備していく場合、毎月いくら積み立てる必要があるのでしょうか。

3. 【預貯金の場合】毎月いくら積み立てる?

ここでは、「10年」「18年」の、2つの準備期間があったとして考えてみましょう。

3.1 準備期間10年(120カ月)

10年(120カ月)で準備する場合、毎月の積立額は以下の通りです(小数点以下、切り捨て)。

  • 502万9100円÷120カ月=4万1909円

毎月約4万円を積み立てていく必要があります。では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

3.2 準備期間18年(216カ月)

18年(216カ月)で準備する場合、毎月の積立額は以下の通りです。(小数点以下、切り捨て)。

  • 502万9100円÷216カ月=2万3282円

生まれた直後から積立を始めた場合は、毎月約2万円が必要となります。

4. 2024年10月から児童手当が拡充へ《大学学費、どう準備していく?》

児童手当制度の概要2/2

出所:こども家庭庁 成育局 成育環境課児童手当管理室「児童手当制度の概要」

今回は、慶應義塾大学経済学部を4年間で卒業した場合にかかる学費について紹介しました。

教育費、とりわけ大学以降にかかる費用には個人差があります。国公立か私立か、何を専攻するか、自宅から通えるかどうかなどは、進路を最終決定するまで分からない場合がほとんどでしょう。きょうだいの数によっても、保護者の負担はだいぶ違ってきます。

我が子の大切な未来を支えるために、教育費の準備は早めにスタートすることが大切です。

2024年10月から拡充される国の児童手当。所得制限がなくなり、支給期間が高校生年代まで延長されるほか、第3子以降の支給額が3万円になります。

こうした支援を上手に活用していくのも良いでしょう。0歳のころからコツコツと積み立てることで、大学の学費という大きな金額を準備していけると良いですね。

預貯金をコツコツ積み立てていく方法の他には、育英年金つきの学資保険や、NISAのつみたて投資枠を活用した資産運用を検討してみるのも一案です。

超低金利が続く今、預貯金以外の方法も視野に入れながら、効率よく確実に準備をしていけると良いですね。

参考資料