投資信託で失敗しないおすすめ商品の選び方

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投資信託は「実りある貯蓄」目指す投資家には便利な金融商品です。とはいえ、先日の金融庁の「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを用いた分析」<対象:主要行等9行、地域銀行20行>にもあるように、銀行などで購入した投資信託では約半数の人が含み損を抱えている状況です。

ここでは投資信託で失敗しないためにどのようなポイントがあるのか、またおすすめの投信とはどのようなものかを見ていきましょう。

貯蓄になぜ投資信託が必要なのかを考える

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「貯蓄」と「貯金」とでは一見似ているようには見えますが、概念が異なります。

総務省によれば「貯蓄」とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計を言います。

つまり、「貯蓄」には「貯金」、「預金」といった安全資産だけではなく、投資信託などを含めた有価証券などのいわゆるリスク資産も含まれていることに注意が必要です。表現としてはどちらかというと「金融資産」という方が近いかもしれません。

こうしてみると、資産を増やすためには、運用が必要で、その中での選択肢の一つが投資信託であるということです。もっとも、株式でもそれ以外の金融商品でも構いませんが、投資信託は株式よりは初心者にはより扱いやすい金融商品といえるのではないでしょうか。

投資信託のメリットとは

話が長くなりました。では、投資信託のメリットとは何でしょうか。いくつかあげてみましょう。

個人投資家が普通には投資できない資産にアクセスできる

実際に個人で新興国株を購入するのは手数料もかかり、大変

好みの資産にまとめて投資ができる

株式ファンドであれば銘柄分散ができるし、バランス型ファンドでは資産分散もできる

(個別株よりも)値動きが小さい

毎日、リスク資産を持っているが、個別株に投資をしている場合よりも心穏やかに過ごすことができる

プロが管理してくれる

アクティブ運用の腕前は別として、アクティブファンドにしてもインデックスファンドにしても管理人はいる

流動性がある

簡単に買えて簡単に売れる。流動性の乏しい株式は売却するのが大変

投資信託のデメリットとは

一方で、デメリットとは何でしょうか。

もろもろのコストがかかる

買付手数料や信託報酬など

(アクティブファンドでは)パフォーマンスはファンドマネージャー次第

パフォーマンスは悲惨なことにもなる

値動きが小さいのでフォローするにしても飽きやすい

そもそも値動きが小さい設計をしているので、株式と違って保有しているドキドキ感が小さくなりやすく、資産形成をしている熱量が冷めやすい

資産運用会社のプロがおすすめする投信とは

ここまで投資信託を様々な切り口で見てきましたが、投資信託で具体的なおすすめ商品や銘柄を探している方も多いのではないでしょうか。

以下、2017年および2018年に各運用会社のプロフェッショナルにおすすめの投資信託をヒアリングした記事です。

運用会社ごとに投資哲学も異なるため、アクティブファンドを紹介するところもあれば、インデックスファンドをすすめる運用会社もあります。

インデックスファンドをお探しの方にも、また超過収益を狙ってアクティブファンドを狙っている方にもご参考になるかと思います。

2017年のおすすめ投資信託

「2017年に注目の投資信託。7人のプロがオススメするのはこれだ!」

2018年のおすすめ投資信託

「2018年に注目の投資信託。5人のプロがおすすめする投信はこれだ!」

まとめにかえて

「投資信託でこの商品がおすすめ」といわれて素直に「そうですね」という人も少ないでしょうが、その思考プロセスは極めて当然です。個人の資産によって必要な投資信託は必ず異なります。皆さんにとって「実りある貯蓄」を実現するために、よい投資信託に出会えれば幸いです。

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。