5. 暑さに強く「返り咲きが得意な」バラ《おすすめ3選》

バラの「返り咲き」とは、一度花を咲かせた後、再び新しい花を咲かせること。春から初夏にかけて咲いたバラを上手にお手入れしてあげることで、夏から秋にかけて再び開花します。

ここでは暑さに強く、よく返り咲きするバラを3品種ご紹介しましょう。

5.1 クイーン・エリザベス

大きいピンクの花がエレガントな「クイーン・エリザベス」

ピンクのクイーン・エリザベスが3つ咲いている

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暑さに強いハイブリッドティーローズで、直立した高貴な樹形が魅力的なクイーン・エリザベス。ピンクの大輪の花を繰り返し咲かせます。

※参考価格:3500~4000円前後(大苗)

5.2 グラハム・トーマス

初心者にもおすすめ。 濃い黄色が美しい「グラハム・トーマス」

大きい黄色の花グラハム・トーマスが集まって咲いている

Wana_Sri/shutterstock.com

グラハム・トーマスはイングリッシュローズの代表的な品種。濃い黄色のカップ咲きが美しく、樹勢も強くて育てやすいバラです。

※参考価格:4000~5000円前後(大苗)

5.3 レディ・エマ・ハミルトン

フルーティな香りとグラデーションが魅力の「レディ・エマ・ハミルトン」

ピンクと黄色が混ざり合ったような、たくさんのレディ・エマ・ハミルトンが写っている

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アプリコットオレンジの花が咲き、茎や葉もオレンジ色を帯びているレディ・エマ・ハミルトン。濃厚なフルーツの香りを漂わせ、庭を華やかに彩ります。

※参考価格:4000~5000円前後(大苗)

6. 育てているバラに合わせて夏剪定を

バラの夏剪定は必ずやっておきたい冬の剪定とは異なり、必須というわけではありません。枝を切りすぎて負担をかけるよりも、切らない選択をするほうがよいことも。

育てているバラの特徴や、イメージしている庭での楽しみ方に応じて、夏剪定を「する」か「しない」かを考えてみましょう。