2. バラの夏剪定《3つの目的》
2.1 目的1:樹形を整える
夏の間に伸びすぎた枝や乱れた形を整えることで、バラの樹形をコンパクトに美しく保ちます。また、不要な枝を取り除くことで風通しがよくなり、病害虫の抑制にも効果的です。
2.2 目的2:株の体力を温存する
枝や葉の数を減らすことで、株を維持するためにかかる負担を軽減。余分なエネルギー消費が抑えられて株が健やかに育ち、秋の開花に向けて体力を温存することができます。
2.3 目的3:秋の開花タイミングを合わせる
夏の間にバラの枝はそれぞれ異なる生長をするため、株全体で生育にばらつきが生じます。夏剪定でこれらの差をリセットし、株全体が同じペースで生長すると、秋には均一に花を楽しむことができるでしょう。