4. 【年代別の一覧表】住民税非課税世帯は何歳から該当しやすい？
次は年代別に住民税非課税世帯の割合を見ていきましょう。
厚生労働省が7月5日に発表した「令和5年国民生活基礎調査」によると、世帯全体の中で住民税非課税世帯が占める割合は、年代によって大きく異なっています。
- 30歳代：12.0％
- 40歳代：10.0％
- 50歳代：13.6％
- 60歳代：21.7％
- 70歳代：35.9％
- 80歳代：52.5％
- 65歳以上（再掲）：38.1%
- 75歳以上（再掲）：49.1％
まず目に留まるのは、住民税非課税世帯が高齢者に多いという事実。
年金生活に入ると現役時代に比べて収入がぐっと減りますよね。そのうえ、住民税非課税の基準である「所得45万円以下」というのは、実は年収換算すると給与収入より年金収入のほうが高くなります。
だから、高齢になるほど住民税非課税世帯に該当しやすいわけです。さらに、遺族年金が非課税という点も、これに拍車をかけているかもしれません。
