【国民年金】50歳から10年間「毎月400円」の付加保険料を払い続けたら年金受給額はいくら増える?
納付総額と年金増額(年額)をシミュレーション
Sayuri I/shutterstock.com
毎月400円、付加保険料を納付するだけで、将来受け取れる年金額が増額する「付加年金制度」をご存知でしょうか。
付加年金は、他の年金増額制度と比較して「納付した分の金額の元を取りやすい」ことが大きな特徴です。
本記事では、付加年金の概要や加入条件について詳しく解説していきます。
付加年金の納付期間ごとに「どのくらい年金額が増えるのか」の、シミュレーション結果も紹介しているので、あわせて参考にしてください。
1. 付加年金とは?
付加年金とは、毎月の国民年金保険料に400円を上乗せして払うことで、将来受け取る国民年金の受給額を増やせる制度です。
付加年金の納付によって、年金に上乗せされる金額は下記の計算式から算出できます。
【年金に上乗せされる金額】200円×付加保険料を納めた月数
たとえば、5年間付加保険料を納めた場合、200円×60ヶ月(5年)で、毎年「1万2000円」が年金に上乗せされます。
5年間で納める付加年金保険料は総額「2万4000円」であるため、実質2年間で、納めた付加保険料よりプラスになるのです。
付加年金を利用すれば、年金受給額に「永久的」に付加年金分が上乗せされるため、老後の家計の大きな支えとなるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】