4. 年金生活に備える主な方法は?
年金だけでは不足する生活資金について、以下のような対策方法が考えられます。
- 若いうちから貯蓄や資産形成を進める
- 65歳以降も厚生年金に加入しながら働く
- 退職後はパート・アルバイトをする
- 年金の受給を繰り下げる
それぞれの方法を解説します。
4.1 若いうちから貯蓄や資産形成を進める
若い世代でも、年金だけでは老後の生活が難しいことをすでに認識している方は多いでしょう。
老後まで時間があるうちに、早めに資産形成を進めることが、将来の安心につながります。
毎月の収入から一定額を先取りで貯蓄し、余ったお金で生活する習慣を身に付けましょう。
預貯金が増えたら、新NISAやiDeCoで投資にチャレンジするのもよいでしょう。
4.2 60歳以降も厚生年金に加入しながら働く
60歳で定年を迎えても、再雇用などで継続して働き続ける方は多く見られます。
厚生年金は、長く加入するほど受給額が増えますので、定年後も働くことは安定した老後生活を目指す上で有効な方法といえます。
ただし、一般的に再雇用になると給与が大きく減るため、家計の見直しも必須です。
4.3 退職後はパート・アルバイトをする
再雇用が難しい場合や、ゆっくり働きたい場合、パートやアルバイトが向いています。
人手不足でシニア世代を歓迎する職場は増えていますので、さまざまな方法で仕事を見つけられるでしょう。
老後も元気に働くには、バランスの取れた食事や定期的な運動習慣などを心掛ける必要があります。