8月下旬は暦の上では秋。とはいえ、暑すぎる日が続いています。


「そろそろ秋ガーデンや秋冬野菜の準備をしたいけど、暑くてそれどころじゃない!」
と思っている方、たくさんいらっしゃいますよね?

そんなときには、残暑厳しい季節に種をばらまくだけでOKの植物がおすすめ。ほんの少しの手間で、初心者さんでも簡単に秋ガーデンや秋冬野菜の準備ができますよ。

この記事では、8月下旬に種をばらまくだけの植物5選を、参考価格とともにお伝えします。種まきの際は、くれぐれも熱中症に注意してくださいね。

1. この記事で紹介する8月下旬に種まきできる《花・野菜》

【写真1枚目/全6枚】秋の風物詩コスモス他、2枚目以降で「8月下旬に種まきできる花&植物」を紹介します!1/6

コスモス

NikoaJung/shutterstock.com

 

  • ケイトウ
  • コスモス
  • パンジー・ビオラ
  • チンゲンサイ
  • ミックスリーフ

※種まきの適期は関東平野部を基準としています。お住まいの地域の気候に合わせて作業してください。

2. ばらまきOK!8月下旬に種まきできる花3選

2.1 ケイトウ

個性的なもふもふ触感の「ケイトウ」2/6

ふわふわでカラフルな秋色のフサゲイトウ

Ben Phillips/shutterstock.com

個性的なもふもふ触感の花が楽しいケイトウは、品種が多く、花色や花形のバリエーションがとても豊富。種をばらまきするなら「フサゲイトウ」や「ノゲイトウ(セロシア)」など、花の小さめな品種がおすすめです。

ケイトウの種をばらまいて育てるだけで、花壇が秋らしい雰囲気になりますよ。咲いてから時間がたっても色あせにくいので、収穫して切り花やドライフラワーとしても楽しめるお花です。

暑さに強いため、真夏に種まきできる花。種に光が当たると発芽しづらいため、ばらまき後は種が隠れるように土をかぶせましょう。肥料や花がら摘みはあまり必要なく、育てやすい植物です。

※参考価格:200~500円前後(タネ1袋)

2.2 コスモス

秋を代表する花「コスモス」3/6

満開のピンク色のコスモス

tj-rabbit/shutterstock.com

秋を代表する花、コスモス。小学校の花壇で育てた経験がある方も多いのではないでしょうか。近年ではさまざまな品種が販売されていて、定番のピンク一重咲きのほか、白花や黄花、八重咲などバリエーション豊富です。

草丈が高い品種が多く、風に揺れる姿が素敵なので、花壇の主役や背景におすすめ。秋らしくすがすがしい、ナチュラル花壇になりますよ。

品種によって発芽適温が少し異なるため、夏まきに適したタネを選んでください。種まき後は軽く土をかけ、乾燥に注意して育てましょう。花が咲いたらこまめに花がら摘みをすると、長く花を楽しめますよ。

※参考価格:100~600円前後(タネ1袋)

2.3 パンジー・ビオラ

冬花壇で大活躍の「パンジー・ビオラ」4/6

1つの花に紫・黄色・白が混ざったカラフルなビオラ

Elena Krivorotova/shutterstock.com

冬花壇で大活躍するパンジーやビオラも品種が豊富。どんな花を植えようかと迷いながら選ぶのも楽しいですよね。

お気に入りの品種をいくつか選んで、タネをそれぞれ少しずつ、パラパラまいておくと、パンジーやビオラだけでもカラフルでナチュラルな秋冬花壇が完成します。

パンジーやビオラは暑すぎると発芽しづらいため、関東以南で8月中に種まきする場合は、種まき後に寒冷紗等で遮光するとよいでしょう。9月中旬以降に種まきすると、より育てやすくなりますが、開花が始まるのは冬になります。

開花中はこまめに花がら摘みをし、肥料を定期的に適量与えながら育てると、長く花を楽しめます。

※参考価格:150~500円前後(タネ1袋)

3. ばらまきOK!8月下旬に種まきできる野菜2選

3.1 チンゲンサイ

中華料理の定番野菜「チンゲンサイ」5/6

収穫期を迎えたたくさんのチンゲンサイ

FAILA/shutterstock.com

シャキシャキ触感が楽しいチンゲンサイは、さまざまな料理で活躍してくれる便利な野菜。とくに中華料理と相性抜群です。

自宅で育てるメリットは、食べる直前に収穫して、葉までシャキシャキな食感を味わえること。ぜひ、お店では買えない新鮮なチンゲンサイを味わってみてください。

種まき後は、薄く土を被せましょう。種まきから50日前後経過し、根元が太り、葉が肉厚になったら収穫できます。暑くても涼しくても育てられる、丈夫な野菜です。

※参考価格:100~700円前後(種1袋)

3.2 ミックスリーフ

いろいろな葉物野菜を同時に楽しめる「ミックスリーフ」6/6

畑で育つ、緑や赤の葉が混ざったミックスレタス

eurobanks/istockphoto.com

ミックスリーフ、レタスミックス、サラダミックスなど、葉物野菜のタネが数種類入ったものは、さまざまな野菜が同時に育つため、夏から秋のサラダに活躍します。どんな野菜が入っているのか確認して、好みに合わせて購入しましょう。

ミックスリーフに入っている野菜は、ベビーリーフとして育てることもでき、この場合は短期間で収穫可能です。小さいうちに収穫し、やわらかい葉を楽しむのもよし。大きく育ててからたっぷり味わうのもよし。さまざまな楽しみ方ができますよ。

暑すぎると育ちにくいので、寒冷地以外の屋外では白い寒冷紗等で少し遮光しながら育てましょう。また、涼しくなるまでは室内の日当たりのよい場所でプランター栽培をしたり、市販の水耕栽培キットを使ったりすると、より育てやすくなります。

※参考価格:100~500円前後(タネ1袋)

4. 楽ちん秋ガーデンの準備、さあ始めよう!

8月下旬に種まきできる、ばらまきOKの花や野菜5選をご紹介しました。育ててみたい植物はありましたか?

種まき後、本葉が出るころまでは土を乾燥させないように育て、本葉が出てからは葉がふれあわない程度に間引きながら育てましょう。野菜の間引き苗はおいしくいただけますよ。

種をばらまくメリットは、作業が楽なことに加え、ナチュラルな雰囲気で育つこと。自然に近い雰囲気を、お庭で再現することができます。

今回ご紹介した植物はすべてプランターでも育てられるため、ベランダなどでも挑戦してみてくださいね。

鈴森 真樹