2.1 壁面収納を作る

玄関のスペースが狭い場合は、壁面を有効活用しましょう。

壁にフックや棚を取り付けると、帽子や鍵、バッグなどをかけて整理・収納できるスペースを作れます。

「貼る・剥がす」が可能な両面テープタイプのフックならば容易に設置可能です。

ただし、両面テープタイプは重たいものを掛けられません。

また、強粘着タイプのものは、剥がすときに壁紙が一緒に剥がれる可能性があります。

購入前に、耐荷重とフックに関する口コミなどがあれば、参考にしましょう。   

2.2 スリムなシューズラックを使う

団地の玄関はあまりスペースがないため、スリムなシューズラックで高さを有効活用しましょう。

小スペースで収納力を高められます。

設置するシューズラックが箱型の場合は、地震で倒れないように突っ張り棒を使って天井に固定してください。   

2.3 多機能家具を使用する

玄関にものが増えないように、多機能を備えた家具を設置するのも一つの方法です。

例えば、表面が姿見になっているシューズボックスを設置すると、収納力を増やすとともに出かける前の身だしなみチェックも可能です。

引き出し付きのベンチなどもありますが、設置するもので玄関が狭くならないように注意してください。

2.4 靴の場所を決める

靴を片付ける場所が決まると、出し入れする際に迷うことが少なくなり収納しやすくなります。

玄関収納やシューズボックスが横幅の広いものを使用中の方は、中に間仕切りを入れましょう。

靴の場所を決めやすくなります。

高さのあるシューズボックスを使用中の方は、オフシーズンの靴は最上段や最下段に置き場を決め、取り出しやすい高さに使用頻度の高い靴を置きましょう。

2.5 小物は見せる収納も検討する

屋内用のスリッパなど小物類は、一つのカゴにまとめるのがおすすめです。

靴だけでなくスリッパもシューズボックスに入れると、スペースが少なくなってしまいます。

また、靴と同じシューズボックスに入れると汚れてしまうため、別の置き場を用意しましょう。

色やデザインに工夫のあるスリッパやカゴを選ぶと、床置きの状態でもオブジェとなります。

以下のようなスリッパよりも小さなものは、一つのトレーやケースにまとめましょう。

  • 小銭
  • 小さいタオル
  • ティッシュ

ただし「スペースがあるとものを何でも入れてしまう」という方には、おすすめできません。

2.6 トレーを使用する

雨の日に使用する長靴などは、トレーの上に片付けるのがおすすめです。

「トレーの上」に収納場所が決まると、子どもでも片付ける場所に迷わなくなるでしょう。

また、雨の日に濡れた状態で帰宅するため、長靴をトレーの上に片付けると水分による汚れも軽減できます。 

2.7 子ども用の収納ラックを用意する

ボックスやラックなどを活用して、子ども用の収納スペースを準備しましょう。

学校用具や折り畳み傘など、親のものとわけて収納場所を決めておくと整理しやすくなります。

また、子どもの手が届く範囲に収納することで子どもが自分で出し入れでき、親の手間も軽減できます。

ただし、団地の玄関はあまりスペースがないため、奥行きと横幅のサイズは事前に確認した上で設置しましょう。