2.1 インテリアに合う壁紙を貼る
和室や和モダンのインテリアに合う壁紙を選びましょう。
壁面が砂壁になっているのは、和室がほとんどです。
インテリアに合う壁紙にしなければ、統一感がなくなってしまいます。
和柄や塗り調の壁紙などが和室に合いやすくおすすめです。
床がフローリングの場合や、床をリフォーム可能な分譲団地の場合は、床も含めてモダンや北欧などの新しいインテリアスタイルに合う壁紙を選びましょう。
2.2 アクセントクロスを設置する
一面だけ壁面の色や柄を変えて、アクセントクロスにするのも一つの方法です。
和室の四方すべての砂壁を、壁紙に変更するのは大変です。
一面だけアクセントクロスとして壁紙に変更すると、時間と費用を節約しながらおしゃれな空間を作れます。
砂壁の劣化が激しくない方におすすめの手法です。
2.3 ベニヤ板を使用する
砂壁の上にベニヤ板を設置すると、平面を作れるため壁紙を貼りやすくなります。
劣化している砂壁の上から壁紙を貼るのは、難しい場合があります。
賃貸団地は原状回復の必要があるため、凹凸をなくして平らにする処理ができません。
凹凸のない平面でなければ、壁紙を貼る作業は困難です。
ベニヤ板自体は、小さく細いタッカーや剥がせる両面テープなどで固定してください。
小さいタッカー程度の小さな穴は、ほとんど目立ちません。
市販されているコーキング材や補修材などで簡単に穴を埋められます。
2.4 壁紙と絵画を組み合わせる
壁面に物足りなさを感じる場合は、絵画を取り入れてください。
「白い壁紙できれいな空間にしたい、部屋を広く見せたい」という方もいるでしょう。
しかし、白い壁紙はどこか寂しく物足りなさを感じるかもしれません。
絵画は部屋に彩りや上品さ、おしゃれさを加えアクセントにもなります。
床置きで壁に立てかけても美しく見せられます。
好みの絵画が見つからない場合は、ファブリックパネルなどもおすすめです。
2.5 照明を当てる
壁紙に照明を当てると、落ち着きのある雰囲気を演出できます。
床に設置するフロアスタンドやスポットライトの光を壁に当てると、直接光源が見えず間接照明となります。
目への刺激が少なく、柔らかい光が拡散するためリラックスできる雰囲気を作れるでしょう。
また、壁面を照らすと影の濃淡ができます。
明るすぎず、暗すぎない落ち着きのある空間を作れるでしょう。