【年金生活者支援給付金】低年金世帯なら「給付金」がもらえるかも?2024年度は増額へ
一覧表つき:2024年度の年金生活者支援給付金はいくらか
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光熱費がかさみやすい時期ですが、8月~10月の電気代の補助が再開しました。
さらに、秋には低所得世帯や年金生活世帯に追加の給付金も検討されています。しかし、依然として高齢者の生活は厳しいことが予想されます。
そんな中、現在でも低年金世帯に「給付金」が支給されていることをご存知でしょうか。
年金生活者支援給付金というもので、公的年金等やその他の所得の合計額が一定水準以下の年金受給者に対して、生活支援を図るために年金に上乗せして支給されます。
物価や賃金の上昇率によって毎年4月に改定があり、2024年度は公的年金が2.7%引き上げとなりました。さらに年金生活者支援給付金については、3.2%の増額改定となっています。
では、一体どのような人が年金生活者支援給付金を受給できるのでしょうか。
本記事では、年金生活者支援給付金の支給額や要件について詳しく紹介していきます。
2024年度の「年金生活者支援給付金」の基準額についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。
1. 2024年度「年金生活者支援給付金」の基準額は3.2%増額へ
「年金生活者支援給付金」は、年金生活をしている所得の低い世帯に対して、生活支援を目的に年金に上乗せされる給付金です。
財源は消費税率引き上げ分が充てられていることから、比較的新しい制度であることがわかります。
年金生活者支援給付金を受け取れるのは、「老齢年金(国民年金)」「障害年金」「遺族年金」を受給している人のうち、一定の要件を満たした人です。
次章にて、より詳細な「年金生活者支援給付金」の給付額と支給要件についてみていきましょう。
執筆者
法政大学卒業後、不動産業界にて営業職に従事。その後、プルデンシャル生命保険にて生命保険販売業務に携わる。人生の三大資金である、住宅資金・教育資金・老後資金の相談を得意としており、多くの個人のお客様のお金の問題解決に従事。現在は、金融IT企業にて個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年9月4日更新)