【年金】税金や社会保険料の天引きで「額面月15万円」の手取りはいくらになるか試算してみた 8月15日は年金支給日！シミュレーション結果は？

2. 年金から引かれるもの

公的年金を受給される方には、毎年6月上旬から中旬にかけて送られてくる「年金振込通知書」で確認できます。

公的年金を受給される方でも、年金の受給事由（老齢・遺族・障がい）、年金額、地域によって引かれるものや計算方法が異なります。

【写真全2枚中1枚目】年金振込通知書のモデル。2枚目では、試算した結果を掲載。

年金振込通知書の各項目の内容を確認します。

1回に受け取れる額面上の年金額で、通常は2ヶ月に1回の偶数月に受給

年金から天引きされる介護保険料

年金から天引きされる後期高齢者医療保険料や国民健康保険料（税）などの社会保険料

年金支払額から社会保険料と各種控除額（扶養控除や障害者控除など）を差し引いた金額に5.105%をかけた額（復興特別所得税を含む）

年金から天引きされる個人住民税

公的年金から天引きされた（2）、（3）の社会保険料と（4）、（5）の税額を差し引いた後の振込額

次の章では、豊島区に住むAさんの例で年金の手取り額をシミュレーションしていきましょう。