2. 申請が新たに必要な世帯

制度が改正されてから、児童手当を受け取るために申請手続きが必要な世帯は、以下のとおりです。

  • 高校生年代の児童を養育している世帯
  • 所得上限限度額を超過している世帯
  • 児童の兄姉等について監護に相当する世話等をし、その生計費を負担している方
  • 施設等受給資格者でその委託をされている児童で、高校生年代の児童がいる方
  • 新たに施設入所等児童となる者がいる方

申請手続きが必要な場合、2025年3月31日までに申請が必要です。

申請期限を過ぎてしまうと、2024年10月分からの児童手当が受け取れません。

申請手続きが必要な場合、お住まいの自治体に忘れず申請してください。

3. まとめにかえて

児童手当の現行制度と、10月から拡充される新たな案を比べて解説しました。

10月から拡充される児童手当は、以下の項目で変更されます。

  • 支給期間が高校生まで延長
  • 第3子以降の支給額が1万5000円から3万円に増額
  • 所得制限の撤廃

児童手当を受け取るためには、新たに申請手続きが必要なケースもあります。

申請手続きが必要な世帯は、期限までに忘れずお住まいの自治体に申請しましょう。

※2024年8月29日記事の一部を修正しました。

参考資料

川辺 拓也