「老後への不安がありますが、今から何をしていけばいいのかわかりません」「でも、手元には貯蓄や投資に回せるような資金がありません」このようなご相談をよくいただきます。
これから住宅購入を考えている、もしくはお子さんがいる世帯であれば、住宅資金や教育資金などの準備も必要になります。そのため、ご自身の老後については後回しになってしまう方が多いようです。
また、併せて昨今は物価上昇が続き、特に今の時期はエアコンなどの電気代がかさんでいます。老後への不安はもちろんですが、現時点で考えてみても家計への負担は大きくなっているのではないでしょうか。
このような背景から、政府は2024年6月21日の記者会見にて「酷暑乗り切り緊急支援」と年金世帯や低所得者世帯への追加の給付金を検討することを表明しました。
そこで今回は、政府の「酷暑乗り切り緊急支援」や、老後に受給できる国民年金と厚生年金の平均額について確認していきます。
記事の後半では今からできる備えについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。