2500万円の貯蓄と聞くだけでも、「すごく資産があるなぁ」と感じる人も多いでしょう。しかし、さらに驚くのが、高齢者世帯において貯蓄現在高が4000万円を超える世帯が約17%もあるということです。
ざっくりいってしまえば、高齢者世帯の5世帯に1世帯ちかくは4000万円以上の貯蓄があるということになります。若い世代からは”羨ましい限り”という声も聞こえてきそうです。
高齢者世帯の貯蓄格差も顕著な結果に
貯蓄現在高が4000万円以上の高齢者世帯が17%もある一方で、100万円未満の世帯が8%存在します。500万円未満で見ると23%になります。貯蓄現在高が4000万円を超える世帯と500万円に満たない世帯がそれぞれ約2割ずつということになり、貯蓄額の格差があることが見えてきます。
青山 諭志