2500万円の貯蓄と聞くだけでも、「すごく資産があるなぁ」と感じる人も多いでしょう。しかし、さらに驚くのが、高齢者世帯において貯蓄現在高が4000万円を超える世帯が約17%もあるということです。
ざっくりいってしまえば、高齢者世帯の5世帯に1世帯ちかくは4000万円以上の貯蓄があるということになります。若い世代からは”羨ましい限り”という声も聞こえてきそうです。
高齢者世帯の貯蓄格差も顕著な結果に
貯蓄現在高が4000万円以上の高齢者世帯が17%もある一方で、100万円未満の世帯が8%存在します。500万円未満で見ると23%になります。貯蓄現在高が4000万円を超える世帯と500万円に満たない世帯がそれぞれ約2割ずつということになり、貯蓄額の格差があることが見えてきます。
マネー編集部ウェルスマネジメント班
執筆者
マネー編集部ウェルスマネジメント班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部ウェルスマネジメント班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、各々がFPとして若年層から富裕層までの相談経験をもつ。トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年7月8日)