お金持ちは高齢者? 貯蓄4000万円以上世帯の比率にビックリ

前置きが長くなりましたが、同調査による高齢者世帯のデータを見ていくことにしましょう。

まず、高齢者世帯の貯蓄現在高の平均値は2284万円。「2000万円以上!」と驚く人もいるかもしれません。もっとも、貯蓄現在高の中央値は1515万円であり、平均値よりは低い水準です。この中央値というのは、データを小さい順(大きい順)から並べてちょうど真ん中にくる値のことです。一部の高額貯蓄世帯に平均値が引っ張られることもあり、総務省は中央値での開示もしています。

そして、貯蓄現在高2500万円以上が高齢者世帯の32%を占めています。平均値である2284万円を超える世帯数の比率も3割を超える水準にあることが分かります。

現在の貯蓄現在高が4000万円を超える世代は17%

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。