5. 物価上昇や保険料の上昇などに伴う対策

今回は、国民健康保険料について解説していきました。

今後も負担が高まる可能性がありますが、これからも支払っていかなければいけないのもまた事実です。

本章では、物価や保険料の上昇などに伴う対策について解説をしていきます。

それは今手元にあるお金を使い、お金に働いてもらい増やすことです。

手元に資金がなければ、給料の一部を使うこともまた一つの方法です。

例えば、NISA・iDeCoなどの非課税制度を使用し、投資信託や株式を購入する方法や債券を購入し利息を受け取る方法があります。

その他にも、保険会社を利用し、運用商品を契約する方法もあります。

今の日本には、お金を増やす方法が多く存在します。商品や制度によって仕組みやメリット・デメリットが異なるため注意が必要ですが、賢く活用することでお金が増やすことができます。

その反面、リスクが伴うためお金を1円でも減らしたくないと思う方は避けたほうがよいでしょう。

6. まとめにかえて

国民健康保険の保険料を負担に感じる人も多いですが、国民皆保険制度である以上、しっかり支払う必要があります。

もし所得がゼロであっても支払う必要があるため、必要な状況に応じて自治体窓口に相談するほか、家計の見直しなどで支払いが継続できる状況をつくりましょう。

物価高の今、食費や光熱費の削減には限度があります。変動費だけではなく毎月の固定費にも目を向けて、節約できるポイントがないかさぐりましょう。

生活費の低下にあわせ、前章で紹介した「お金を増やす」視点も大切です。

自分に合う方法について、しっかり情報収集を行いましょう。

参考資料

長井 祐人