夏休みが始まり、多くの人々が旅行やレジャーに出かけるシーズンがやってきました。
気持ちがウキウキすると、いつもに比べて財布の紐も緩みがちに。
楽しむことは大切ですが、散財に気を付けないと家計に大きく影響が出ることもあるでしょう。
特に、お金が貯まらないと悩んでいる人にとっては、この期間中の無駄な支出は控えたいものです。
今回は、各年代の平均貯蓄額を確認して、夏休みにお金を無駄遣いしないための賢いお金の使い方をご紹介します。
1. 20~70歳代の平均貯蓄額はいくら?
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」では、各年代の金融資産保有額を集計しています。
その結果が以下のグラフです。
1.1 20歳代~40歳代の貯蓄割合(円グラフ)
1.2 20歳代~40歳代の貯蓄割合(円グラフ)
次章にて詳しく見ていきましょう。
2. 年代別「貯蓄割合の多い金額」
各年代別に、貯蓄割合の多い順での1位、2位を挙げると以下のとおりになります。
2.1 20歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有36.8%
- 2位:100万円未満21.6%
2.2 30歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有28.4%
- 2位:100万円未満12.3%
2.3 40歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有26.8%
- 2位:100万円未満9.6%
2.4 50歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有27.4%
- 2位:3000万円以上11.2%
2.5 60歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有21%
- 2位:3000万円以上20.5%
2.6 70歳代の貯蓄割合上位
- 1位:金融資産非保有19.2%
- 2位:3000万円以上19.7%
金融資産非保有世帯とは、預貯金の合計残高がゼロというのではなく、預貯金残高はいくらかあるけど、別途、運用したり将来へ備えたりする資産がゼロという世帯です。
つまり、老後資金などを明確に分けていない状況が金融資産非保有世帯です。
20~70歳代のいずれの世代でも「金融資産非保有世帯」が1位となっており、2~4割を占めています。
2位は、20~40歳代が100万円未満。
50~70歳代が3000万円以上となっています。
20~40歳代は、年収がまだまだ多くない時期ですし、子どものための教育費などがかかる時期。
貯金額が思うように増えないという悩みを抱える人が多いかもしれません。
一方、50歳代~70歳代になると、金融資産が3000万円以上の人が1~2割います。
若い時から貯蓄を継続してきたという方、または、まとまった退職金をもらった方などであれば、そのくらい資産を持っていても珍しくはないでしょう。
ご参考までに、各年代の平均・中央値も以下に挙げていきます。
2.7 20歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:249万円
- 中央値:30万円
2.8 30歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:601万円
- 中央値:150万円
2.9 40歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:889万円
- 中央値:220万円
2.10 50歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:1147万円
- 中央値:300万円
2.11 60歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:2026万円
- 中央値:700万円
2.12 70歳代の貯蓄平均・中央値
- 平均:1757万円
- 中央値:700万円
平均は、どの年代においても一部の多く貯蓄を持っている人が大きく影響します。
一方、中央値は、貯蓄額が少ない順または、多い順に並べたとき、丁度、真ん中になる人の貯蓄額を表しているため、より実態に近い数値といえます。
次は、夏休みにお金を無駄遣いしないにはどうしたらよいか、賢いお金の使い方をご紹介します。
3. 夏休み中の賢いお金の使い方
楽しい夏休みだからこそ、お金の使い方も賢く管理しましょう。
無駄遣いをしないための方法を3つご紹介します。
3.1 夏休み中の賢いお金の使い方1:予算の設定と計画的な支出
夏休みの前に、旅行やレジャー、外食などにかかる全体の予算を設定し、それに基づいて計画を立てましょう。
予算を割り振り、その範囲内で楽しむというルールを設けるだけでも無駄な支出を防ぐことができます。
3.2 夏休み中の賢いお金の使い方2:お得な旅行・レジャーの楽しみ方
事前にインターネットやガイドブックを使ってお得なプランや割引チケットを探しましょう。
早割やグループ割引、平日料金などを利用することで、通常よりも安く楽しむことができます。
また、公共交通機関を利用したり、自炊を取り入れたりすることで、さらに節約が可能になります。
3.3 夏休み中の賢いお金の使い方3:買い物リスト作成をする
衝動買いや無計画な買い物を避けるために、買い物リストを作成して、それに従うよう心掛けましょう。
また、必要以上の現金を持ち歩かない、セールや広告に惑わされて衝動買いしないなど、無駄遣いを防ぐための工夫を取り入れると効果的です。
スマートフォンのアプリを活用して支出管理を行うのも一つの手です。
4. まとめにかえて
夏休みは、お盆の帰省、花火大会、プール、海水浴、キャンプなど楽しいイベントが盛りだくさんというご家庭は多いでしょう。
全体の予算、個々のイベントの予算をあらかじめ決めてしまいましょう。
枠を設けるだけでも、使い過ぎを抑制する効果があります。






