4. 年金生活になると「2ヶ月分」の収入でやりくり。社会保険料の負担も
夫婦の年金は2ヶ月分が1度に支給されるため、「約27万円~約67万円」となります。
「約67万円」はかなり高額に感じますが、「2ヶ月分」「夫婦2人分」であることを考えると印象が変わるものです。
これは夫が報酬54万9000円、妻が報酬37万4000円の場合の年金例ですから、現役時代に比べてかなり収入額が減るといえるでしょう。
また、ここから「税金や社会保険料」が天引きされることに注意が必要です。
年金額が一定以下である場合、税金(所得税や個人住民税)はかかりません。しかし、どれほど年金が低くても社会保険料は支払う必要があります。
年金が高い人ほど負担に感じるでしょう。例えば新宿区の国民健康保険の場合、「前年の所得が250万円」の国民健康保険料は年額で36万4655円です。
年6回の年金から天引きされるとすると、1回あたりの天引き額が6万円になることもあるでしょう。
実際の天引額や振込額は、年金振込通知書という書類で確認できます。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格(証券外務員一種)
法政大学卒業後、不動産業界にて営業職に従事。その後、プルデンシャル生命保険にて生命保険販売業務に携わる。教育資金・老後資金・住宅資金など人生の三大資金の相談を得意としており、多くの個人のお客様のお金の問題解決に従事。現在は、金融IT企業にて個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)