【年金支給日迫る】夫婦で年金「約46万円」と「約67万円」どうしてこんなに違うのか？ 2024年、年金が増額！「国民年金と厚生年金」の支給額はいくら？標準夫婦は23万483円

3. 夫婦の年金「約46万円」「約67万円」の理由とは

ここでは、夫婦の年金が「約46万円」または「約67万円」となる違いについて詳しく解説します。この違いは、夫婦それぞれの収入や年金加入状況によって生じます。

詳しく見ていきましょう。

このモデルでは、1ヶ月あたりの支給額が23万483円、2ヶ月分で約46万円となります。

このモデルでは、1ヶ月あたりの支給額が33万4721円、2ヶ月分で約67万円となります。

年収換算※にすると、夫は526万8000円から658万8000円にアップし、妻も会社員を続けたことが前提となっています。

※厳密には賞与を踏まえずに計算していた年があるため、この通りとはなりません。

夫が高収入であり、妻も長期間フルタイムで働いた場合、このような高額の年金受給が可能となります。

政府の試算どおり「1回あたりの年金が夫婦の合計で約67万円」となるのは、一握りの世帯になるでしょう。

「約46万円」でも十分に高額と思われるかもしれませんが、これは2ヶ月分の金額であることに注意しましょう。