3.1 富裕層は健康にも余念がない
富裕層向けのクレジットカードを発行しているLUXURY CARDの調査では、「健康のために普段からしていること」として富裕層の約4割が「睡眠時間を十分とるようにしている」と回答し、「ジョギングなどの有酸素系運動を実施している」と答えた人も約3割見られました。
運動は健康な体づくりに役立つだけでなく、気持ちをリフレッシュさせたり、ストレスを解消したりする効果もあるため、生活において好循環が生まれていると考えられます。
富裕層も一般人も体が資本であることに違いはありません。
まずは健康に留意しながら、適切な方法で資産管理ができるように家計簿などをつけるところから始めてみましょう。
4. まとめにかえて
今回は日本における富裕層の定義とその数、そして富裕層のマインドセットについて確認してきました。
すぐに富裕層になることは難しいかもしれませんが、考え方を知っておくことで自分の行動を変えることは可能です。
また、最近はNISAやiDeCoのような少額投資ができる制度も充実しており、富裕層でなくとも資産運用を行うことができるようになってきました。
物価高で苦しい時期だからこそ、お金について考える時間をもってみるのもよいでしょう。
参考資料
- 総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)6月分(2024年7月19日公表)」
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
- Black Card Ⅰ 株式会社「【ラグジュアリーカード初の会員ライフスタイル調査】全体の6割が年収アップの見込み、直近1年で15億円の不動産購入も」
中本 智恵