2.3 貯蓄のための節約術:保険の見直し
固定費の節約方法として、保険の見直しもおすすめです。
たとえば子供が成人を迎えるほど大きくなった場合、子供は自分で稼げるため、高額な死亡保障は必要なくなります。
保険で備えるべきリスクや必要な保障は、年齢・ライフステージなどによって変化します。
保険は加入してそのまま放置するのではなく、定期的に見直すことがおすすめです。
2.4 貯蓄のための節約術:キャッシュレス決済やポイントの活用
クレジットカードやスマホのQRコード決済などで支払うとポイントが貯まり、現金で支払うよりもお得です。
スーパーやドラッグストアのポイントカードなども合わせれば、ポイントの二重取りもできます。
貯めたポイントを日常の買い物に使えば、食費や日用品費の節約に繋がります。
ただし、ポイント欲しさに無駄な買い物をしては本末転倒なので、使い過ぎには注意してください。
2.5 貯蓄のための節約術:フリマアプリの活用
フリマアプリを活用すれば、家にある不用品をお金に変えられます。
自分にとっては不用品でも、誰かにとっては貴重品で、予想以上の価格で売れることもあるかもしれません。
売りたいものをリストアップして、フリマアプリで相場をチェックしてみましょう。
また、衣類なども中古品で良いなら、フリマアプリを使うと新品より安く購入できます。
3. まとめにかえて
今回紹介した調査結果から、貯蓄がまったくできない世帯とできている世帯の二極化が進んでいることが分かります。
貯蓄をするには収入を増やす・支出を減らすの2つの方法がありますが、すぐに実行できて効果も出やすいのは支出を減らすほうです。
紹介した5つの節約術の中で、ご自身ができそうなものを取り入れてみてください。
参考資料
- 帝国データバンク「定期調査:「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年7月」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」
安藤 真一郎