JTは2018年5月17日に、たばこ用デバイス「プルーム・テック(Ploom TECH)」スターターキットをリニューアルし、これまで同梱物であったキャリーケースを別売りとし、税込希望小売価格が4000円であったものを3000円と変更し2018年6月4日から順次、全国の一部たばこ販売店などで販売開始(別売りとなるキャリーケースは税込希望小売価格1000円で販売)と発表しました。
もともとスターターキットの価格(4,000円)にも定評がありましたが、今回はキャリーケースなしとはいえ価格が3000円にまで下がりました。よりユーザーにとっては手が届きやすい価格帯になったといえるでしょう。
2018年4月でプルーム・テックのデバイスの販売開始後累計販売台数は200万台を超えたと開示されています。
グローは5月よりキャンペーンがスタート
一方、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のグロー(glo)は2016年11月の開示時点では希望小売価格は8000円からスタートしました。現在はキャンペーン期間(2018年5月1日0時0分から12月20日23時59分まで)ということもありますが、購入し製品登録をすると実質価格2980円ということで、こちらもこれまで以上に求めやすい価格となりました。
5月1日にはJTはプルーム・テックがスターターキット及び専用たばこカプセル「メビウス・フォー・プルーム・テック」5銘柄の販売エリアを拡大し、6月4日より順次、全国の一部たばこ販売店で販売開始と発表。また全国のコンビニ等でも7月2日より同スターターキット及び専用たばこカプセルを販売開始することを発表していました。
しかし、先ほども見たようにその後2週間ほど経過した5月17日にはスターターキットをリニューアルし、その価格を3000円にすると発表しています。
アイコスも6月より値下げへ
フィリップモリス(PMI)も5月18日に6月1日よりアイコス(ICOS) 2.4 Plusキットの税込メーカー希望小売価格を7980円に改定すると発表しました。同時にアイコスの愛用者が500万人を突破と開示されています。JTがスターターキットリニューアルを発表した翌日となります。
こうした一連のキャンペーンやプレスリリースのタイミングからは、BATのグローの5月からのキャンペーンを皮切りに、JTのプルーム・テックの6月の値下げ、PMIのアイコスの6月の値下げへと波及していったようにも見えます。
加熱式たばこ3社製品の特徴比較
以下はアイコス、グロー、プルームテックの特徴比較の図表となります。お得な製品はどれなのか、ご参考にしていただければと思います。