2. 固定資産税が高くなる設備とは?
一戸建住宅における固定資産税額は、新築後1年以内に自治体の職員によって行われる家屋調査の結果をもとに算出されますが、家屋調査では建物に使用されている建材や設備などを詳細にチェックした上で点数化していきます。
尚、点数化は総務省が告示している「固定資産評価基準」に記載された点数をもとに行なわれます。
一戸建住宅を建てた際に固定資産税が高くなる外壁材にはタイルや漆喰などがありますが、設備にも固定資産税が高くなるものが多いので注意が必要です。
そこでこの章では、固定資産税が高くなる代表的な設備を紹介します。
2.1 固定資産税が高くなる設備①ホームエレベーター
一般的にはそれほど普及率は高くありませんが、ホームエレベーターは他の設備と比較しても非常に高い評価点になるので、設置すると固定資産税が概算で年間2万5000円ほど高くなるようです。
したがって設置を検討する際には事前にデメリットをよく把握した上で設置の有無を決定することが大切になりますが、できるだけ1階だけで生活が完結するようなプランを考えることがより重要といえます。