温暖化の影響により、世界各地で異常気象が発生しています。日本でも梅雨前から猛暑日が観測されるなど、環境の変化を感じている人も多いことでしょう。

梅雨が明けると、本格的な暑さが訪れる夏がスタートします。さらに気温が上昇することが懸念されるので、植物も上手に夏を越せるように対策をしておきましょう。

そこで今回は、暑さで植物を枯らさないための夏ガーデンのコツについてお伝えします。

記事後半では夏ガーデンにおすすめの「暑さに強い植物」も参考価格とともにご紹介!さっそくみていきましょう。

1. 暑さで植物を枯らさない!夏ガーデンの《5つのコツ》

【写真1枚目/全10枚】美しく咲く夏の花。2枚目以降では「植物を枯らさない、夏ガーデンのコツ」や「暑さに強い多年草・一年草」をご紹介!

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1.1 【夏ガーデンのコツ 1】暑さに強い植物を選ぶ

夏ガーデンでは、できるだけ耐暑性の高い植物を選び、環境に適合しやすい植物を育てるのがおすすめです。

それぞれの植物には、改良によって暑さに強い品種が販売されていることもあります。従来種よりも暑さに強いため、枯れる心配も少なくなるでしょう。

1.2 【夏ガーデンのコツ 2】木陰や軒下など、半日陰に移動させる

夏の暑さで植物の元気がないときは、涼しい半日陰などに移動させて、いったん様子をみるようにしましょう。

日光が強く当たる方向には、よしずやトレリスを置いたり、樹木を植えたりして、日を遮るような工夫も効果的です。