1.1 男性の年金受給額:1060万440人

  • ~5万円未満:8万7230人
  • 5万円~10万円未満:98万1745人
  • 10万円~15万円未満:265万4164人
  • 15万円~20万円未満:457万6536人
  • 20万円~25万円未満:207万3446人
  • 25万円~30万円未満:21万5155人
  • 30万円以上:1万2164人

男性の年金受取額で割合の最も多いのは「15万円~20万円未満」(457万6536人)、次いで「10万円~15万円未満」(265万4164人)です。

この2つで約7割を占めています。

一方、年金受取額が「25万円以上」は22万7319人と約2%にとどまっています。

1.2 女性の年金受給額:539万6261人

  • ~5万円未満:24万2351人
  • 5万円~10万円未満:232万2733人
  • 10万円~15万円未満:233万1904人
  • 15万円~20万円未満:43万7200人
  • 20万円~25万円未満:5万8238人
  • 25万円~30万円未満:3509人
  • 30万円以上:326人

女性の年金受取額で割合の最も多いのは「5万円~10万円未満」(232万2733人)、次いで「10万円~15万円未満」(233万1904人)です。

この2つで約9割を占めています。

一方、年金受取額が「25万円以上」は3835人と極端に少なく0.07%という結果となりました。

女性は育児や介護などで労働市場から離れる期間があることが多く、正規雇用の機会も少ないため、年金加入期間が短くなりがちです。

その結果、男性と比べて平均受給額が低くなる傾向があります。

このように、老後に受け取る厚生年金の現状をみて、多くの人が老後の生活に対して不安を感じることでしょう。

次は、個人とし、自身の年金受給額を増やすためにできることをお話します。