4. 【やってはいけないその4】予定外の外出をする

開放的な気分になる夏休みは「ちょっとした気のゆるみで危険に直面する」ことに留意する

無計画な外出は慎む

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夏休みは開放的で、子ども達の冒険心をくすぐるような雰囲気に包まれています。先生や親の目がない分、子ども達だけで大胆な行動に出ることもあります。しかし、それが全部「子ども時代の楽しい思い出」になるとは限りません。

毎年のように夏休みになると子どもの水の事故が報道されます。同じ年頃の子どもがいる親からすると他人事ではないです。「ちょっとした気のゆるみで危険に直面する」と思い、子どもの身に降りかかりそうな夏休みの危険行動を書き出してみましょう。

学校の校庭や親も知っている公園で遊んでいるなら「熱中症対策」が重要テーマになります。しかし、子ども達がその場の勢いで近隣の川や山に出かけてしまうこともあります。

学校や親から近隣の川などで遊ばないよう注意を受けていても、好奇心旺盛な子ども達は冒険心に駆られて出かけてしまうこともあります。

夏休みの親の不在時に子ども達が集まり、その場のノリで予定外の場所に出かけてしまうことも珍しくありません。

しかし、そういう行動は単なる冒険談で終わらないこともあるので年齢問わず「絶対に川や山などに近づかない」「予定とは違う場所に行かない」と繰り返し聞かせましょう。

もし、予定していない場所に行く話が出れば「親に怒られるから」と断る勇気も必要です。周囲から弱虫と言われようとも、親不在の時に安全な判断を下すのは自分自身になります。

学童クラブを卒業し、親離れを少しずつしていく10歳以降の夏休みは「親不在の時間の外出ルール」を決めて安全意識を高めるようにしてください。