2022年の日本の平均年収は458万円です。実は、30年間にわたり日本の平均年収は400万円台から変わっていません。
2024年6月28日に支給された公務員のボーナスは65万9400円に引き上げられるなど、明るい話題もありますが、まだまだ賃上げの実感を得ている人は少ないのではないでしょうか。
一部の高収入な人が平均を引き上げているため、平均並の収入を得ている人は半分以下となっています。
ただし年齢と共に年収は上昇する傾向にあるため、若いうちは平均以下でも、順調にキャリアアップすれば平均に到達できる可能性があります。
平均を上回る可能性を高めたいなら、平均年収が高い業種を狙うのも一案です。
1. 日本の平均年収は458万円
令和4年の国税庁による「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円でした。
正社員・非正規それぞれの平均年収は次のとおりです。
- 正社員:523万3000円
- 非正規社員:200万5000円
近年の年収を見ると、400万円台前半〜半ば付近での推移が続いています。
実は、過去およそ30年間にわたって日本の平均年収は400万円台です。
デフレや低インフレの環境が長く続いたなか、年収も日本全体でみると長期間にわたり目立った伸びがみられていません。