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(初公開日:2022年6月16日)

老後になれば当たり前に貰えると思っている「公的年金」。

しかし、国民年金・厚生年金ともに受給要件が決まっています。受給要件と聞いて不安になった方は、まずは確認しておくといいでしょう。

今回は公的年金の受給要件とともに、ひと月の平均受給額も確認します。

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1. 日本の年金は「2階建て」その仕組みとは

日本の年金は2階建てと言われています。

【写真1枚目/全3枚】日本の公的年金制度の仕組みとは?

【写真1枚目/全3枚】日本の公的年金制度の仕組みとは?

出所:日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり」(令和4年4月)、厚生労働省「日本の公的年金は『2階建て』」をもとに、LIMO編集部作成

1階部分は「国民年金」、2階部分は「厚生年金」。

国民年金を受け取るのは「自営業やフリーランス、専業主婦など」。一律の保険料を払うため、加入月数が重要になります。

厚生年金は「会社員や公務員など」。加入月数の他、保険料が収入に応じて異なるため、収入も大切です。

2016年からパートの方でも、特定適用事業所で働き、一定要件を満たせば厚生年金へ加入できるようになりました。