3.3 富裕層は「学習し続ける」
筆者の経験から、富裕層は自己啓発や学習に対する意欲が高く、最新の情報やスキルを常に収集している印象があります。
読書はもちろんのこと、セミナーやワークショップへの参加頻度も高く、自身の知識を深めることに投資し続ける人が多いです。
こういった学習意欲から始まった行動力が、人脈へとつながり、結果として大きな利益に繋がっていることも少なくないでしょう。
私たちも考えるよりもまずは行動、を心がけて、気になることがあれば積極的にチャレンジしていきたいですね。
4. まとめにかえて
今回は純金融資産1億円以上の富裕層の割合や、彼らの共通点について解説してきました。
いわゆる「一般家庭」がある日突然大きな資産をつくることは難しいでしょう。
しかし、富裕層への仲間入りを果たすために、お金の使い方や行動について真似できる部分はありそうです。
ただし、お金がたくさんあることと豊かな人生が送れることはイコールではありません。
まずは健康第一で、自分が充実感を得られる生き方とは何か、今一度振り返ってみてもいいかもしれませんね。
参考資料
筒井 亮鳳
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格(証券外務員一種)/TLC(生保協会認定FP)
沖縄県沖縄市出身。大阪の摂南大学を卒業後にブレイクダンスインストラクターという異色の経歴を持つ。その後、ジブラルタ生命保険に入社しルーキーながら受賞歴多数。特に地域のお客様を中心に資産運用、介護、がんについてのお金問題の解決に従事していた。現在は金融IT企業で個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、TLC(生保協会認定FP)、その他資格保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
武庫川女子大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売を通じ、主に個人顧客向けに資産運用提案業務に従事した。特に投資信託、保険商品の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした丁寧で分かりやすい提案が強み。専門知識と提案力の両面で高い評価を受ける。表彰歴多数。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。
2024年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年4月20日更新)。