2. 事業規模で平均年収に差はあるか
事業規模別の平均年収は次の通りです。
- 事業規模30~99人:423万円
- 事業規模500~999人:480万円
- 事業規模5000人:538万円
規模が大きいほど平均年収が高い傾向があります。
これは、大企業ほど規模経済の恩恵を受けやすく、高い生産性や利益をもたらすことが理由と考えられます。
5000人を超える大企業では、非正規を含めても平均年収が500万円を超える水準に達していました。
就活や転職活動において大企業での就職を目指す風潮が残っていますが、平均年収を見ていると納得の結果といえるでしょう。
ただし、中小企業や規模の小さい企業では、賃金競争力の面で課題がありますが、その代わり働きやすい環境や柔軟な働き方に対応している場合もあります。
では、続いて年齢別の平均年収についても確認してみましょう。