4. できるだけ早く積立投資を始めよう
例えば、月5万円の積立投資を年率5%で運用した場合における資産評価額の推移は以下となります。
4.1 月5万円の積立投資を年率5%で運用した場合の資産評価額
- 積立期間 資産評価額(利益)
- 3年間 194万円(14万円)
- 5年間 340万円(40万円)
- 10年間 776万円(176万円)
- 20年間 2055万円(855万円)
- 30年間 4161万円(2361万円)
*元本部分1800万円まで非課税
投資期間が長いほど、利益は高額となっています。
積立投資をご検討中の方は、「早く始めること」も意識してみると良いでしょう。
参考資料
金融庁「NISAで資産形成!!」
金融庁「つみたてシミュレーター」
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。