例年と比較すると、雨が少ないだけでなく、6月とは思えない暑い日が続いています。やがて訪れる雨シーズンに備え、庭の整理や植物の世話は続けておきましょう。
梅雨が明けたら、いよいよ夏の本格的な到来です。夏ガーデンに飾る「初夏の寄せ植え」を、今のうちに考えておくのもガーデニングの楽しみのひとつです。
そこで今回は、初夏の寄せ植えにぴったりの組み合わせについて、植物の参考価格などの情報とともに紹介します。さっそくみていきましょう。
1. 初夏の寄せ植え、気をつけることは?
1.1 強い雨に注意する
日本の6~7月は、多くの地域で梅雨シーズンにあたります。長雨は植えたばかりの植物にダメージを与える場合もあるので、鉢植えの植物は軒下などで管理をしましょう。
とくに近年の雨は、短期間にバケツをひっくり返したような強い雨が降ることもあります。強い雨は茎が折れる原因にもなるので、寄せ植えの鉢は雨の当たらない場所へ移動させておきましょう。
1.2 植物の間隔は広めに
寄せ植えで気をつけたいのは、暑さと湿気による蒸れです。株元の葉が変色したりして見苦しくなるため、植え付け時はやや間隔を広めにとっておきましょう。
近年は、さまざまな植物をぎゅっと詰め込んで一体感を出した寄せ植えが人気ですが、管理が難しい面もあります。
寄せ植えのメインの花には、こんもりと咲く植物を選び、それにリーフプランツを組み合わせた寄せ植えなら、夏の間も育てやすいでしょう。