5. 投資に回す資金を捻出するためには?
投資に回す資金を捻出する方法は、以下の3つです。
- 複数の口座でお金を管理する
- 先取り貯蓄をする
- 固定費の見直しをする
まずは、複数の口座でお金を管理する方法があります。
会社から受け取る給与口座とは別に、毎月の固定費や貯蓄に回すための口座を準備して、別々に管理しましょう。
別々の口座に分けてお金を管理することで、お金の流れが可視化されます。
そのため、節約すべき項目が効率よく見つけられるでしょう。
次に、手取りの収入から一定の割合を先に貯蓄する「先取り貯蓄」をすると、効率よく貯蓄できます。
手取り収入の25%をあらかじめ先に貯蓄して、残ったお金から生計を立ててください。
もし先取り貯蓄できない場合は、固定費の見直しをして支出を抑えましょう。
家賃や保険料といった固定費をはじめ、通信費やサブスク費用に無駄がないか確認してください。
6. ライフプランに沿った資産運用を心がけましょう
人生100年時代といわれる昨今、資産形成の必要性はますます高まっています。
資産形成を効率よく行うには、NISAの活用は欠かせません。
家計の見直しや先取り貯蓄を通して、積極的に資産運用を行いましょう。
とはいえ、将来いくら資産が必要かを把握しておかないと、資産運用をいくらするべきか明確になりません。
まずはライフプランを作成して、計画的に沿った資産運用を心がけてください。
参考資料
- 日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況」
- 金融庁「NISAを知る」
- 株式会社400F「【新NISAの利用意向調査】新NISAの利用率は約4割。“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額60,689円と高い傾向に!」
- 株式会社400F「新NISAで積立額は2倍!みんなのつみたてNISAの積立額を調査」
- ソニー銀行株式会社「資産運用意識調査」
- 株式会社LENDEX「貯金額・投資額に関する調査」
川辺 拓也