「ふるさと納税制度」は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として、2008年に創設されました。
「納税」という名前ですが、実際には、都道府県、市区町村への「寄付」に該当します。
寄付金のうち、2000円を超える部分について、一定限度額まで、原則として所得税と合わせて全額が控除されます。
また、寄付の「お礼」としての「返礼品」が実質2000円の自己負担だけで手に入るということで、多くの人が注目し、利用する制度になりました。
さて、最近よく耳にするのが、6月からの電気料金の「値上がり」の話題。
物価高騰が続く中で電気料金も上がるとなると、やりくりが難しくなると感じる方が多いのではないでしょうか。
そんな時は、電力の返礼品を利用してみるのも手です。意外かもしれませんが、返礼品には食品や工芸品などの「物」だけでなく、「電気料金の割引」もラインアップされています。
そこで本記事では、LIMO編集部がピックアップした、「家計を助ける電力の返礼品3選」をご紹介していきます。
※今回ご紹介する返礼品の情報は執筆時点のものです。閲覧時点においては、在庫状況や寄付金額の改定があり、掲載されている内容と異なっている場合がございます。お手数ですが、最新の情報については返礼品を管理する自治体へ直接お問い合わせをお願いいたします。
1. 【ふるさと納税返礼品】「東京電力エリア」お礼の電力 中之条町から再生可能エネルギーのお届け(群馬県 中之条町)
群馬県中之条町にある太陽光発電施設から、再生可能エネルギーの返礼品です。
- 【寄付金額】 25万円以上
- 【名称】 お礼の電力 中之条町から再生可能エネルギーのお届け
- 【内容】 電気料金の割引
東京電力管内に住んでいる方が対象となる返礼品です。必要な契約を結ぶと「2,500kWh」分の電力量料金を値下げしてもらえ、実質無料で電気を使えます。
家庭にもよりますが、2,500kWhは4人家族の平均電力使用量6ヶ月にも相当する電力。電気の使用量が多い家庭にはうれしいサービスでしょう。
しかもプレゼントされるのは「再生可能エネルギー」であり、お財布だけでなく環境にもやさしいのが魅力です。
【注意事項】 東京電力管内在住者限定。利用期限あり(供給開始日から1年)。ふるさと納税お申込み後に別途電力会社(中之条パワー)との契約が必要。電力会社への支払方法はクレジットカード支払いのみ。受付件数は100件のみ。お礼の電力対象外の料金(基本料金、燃料費調整額、再エネ促進賦課金)は自腹で中之条パワーに支払いの必要あり。契約中の電気契約のなかには、解約後に再度加入できないプランあり。
【詳細URL】 お礼の電力 中之条町から再生可能エネルギーのお届け