2. 熱を吸収して空気中に放つ「ヒートシンク」
「ヒートシンク」とは、吸収した熱を空気中に放熱してくれるという部品で、日本語では「放熱器」と呼ばれています。パソコンのSSDやSPUクーラーなどに利用されることも。
山田さんに、ご飯の冷却に使用しようと思いついた経緯を聞くと「伝導率の違いで熱を逃すのならCPUだけじゃなくご飯も冷やせるだろうと思い試しました」とのこと。
なお、粗熱を取るスピードについては「ヒートシンク有りと無しで実験しましたが、確実に有りの方が早かったです」と説明してくれました。
また、ポストに寄せられた質問に対しても「本当に冷めるのが早い、扇風機を併用すると爆速」との旨を回答。ご飯の冷却においても、ヒートシンクは存分に活躍してくれたようです。
3. Xでは「この発想はなかった」など驚きの声が続々
ヒートシンクを使った飯の冷却方法が投稿されると、ポストには6万件を超えるいいねが集まる大反響に。
返信欄には「ある意味天才なのかも」「この発想はなかったわ…」「使い方、間違ってるようで合ってる」といった驚きの声や、「非常に理にかなっていますね」「ジャンカーあるある」などの納得の声も寄せられました。
また、熱伝導に着目した人からは「自然解凍でも同じ方法が使えるのでは」「肉を解凍する際は小鍋やフライパンでも代用可能」といった意見も集まっています。
それに対して山田さんは「ステンレスのシンクに置くだけでも、早く冷めますからね」という旨を返信。返信欄ではさまざまな意見が飛び交い、盛り上がっています。
やっぱりご飯の粗熱を取るにはヒートシンクだな pic.twitter.com/QgBg28ApR9
— goking/山田剛毅 (@goking5) June 1, 2024