5. まとめにかえて
実際に受給開始後のシニア世代の場合は、毎年6月に送られてくる「年金振込通知書」で、税や社会保険料などを控除した後の「実際に振り込まれる金額」を確認することができます。
現役世代であれば「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などであらかじめ把握しておきましょう。
リタイヤ後に受け取る年金額は、現役時代の年金加入状況により個人差が出ます。また、必要となる老後資金は、世帯構成や健康状態によっても大きく変わってくるでしょう。
「人生100年時代」が近づくいま、健康寿命とともに「資産寿命」をのばす視点を持っておきたいものですね。「預貯金+投資」でお金にも働いてもらう視点を持つのもよいでしょう。
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や、2024年から新しくなったNISA制度などの税制優遇制度の活用も一案です。
6. ※ご参考※【一覧表】2024年(令和6年)公的年金支給日カレンダー
- 4月15日 (月) →2月・3月分
- 6月14日 (金) →4月・5月分
- 8月15日 (木) →6月・7月分
- 10月15日 (火) →8月・9月分
- 12月13日 (金)→10月・11月分
- 4月15日 (月) →2月・3月分
- 6月14日 (金) →4月・5月分
- 8月15日 (木) →6月・7月分
- 10月15日 (火) →8月・9月分
- 12月13日 (金)→10月・11月分
参考資料
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
- 日本年金機構「ねんきんネット」
吉沢 良子