2. 年金振込通知書で確認したい項目
次に年金振込通知書で、特に確認したい項目について見ていきましょう。
年金振込通知書の中で確認したい項目は下記のとおりです。
- 年金支払額
- 控除後振込額
- 介護保険料額
- 後期高齢者医療保険料、国民健康保険料
- 所得税額および復興特別所得税額
- 個人住民税額
「年金支払額」は、1回に支払われる控除前の年金額のことです。
つまり、税金や社会保険料が天引きされる前の「2ヶ月分」の年金額が記載されています。
「控除後振込額」は、税金や社会保険料が天引きされた後の金額が記載されており、こちらに記載された年金額が実際に振り込まれる手取り額となります。
年金から天引きされる税金や社会保険料は下記のとおりです。
- 介護保険料(社会保険料)
- 後期高齢者医療保険料、国民健康保険料(社会保険料)
- 所得税および復興特別所得税(税金)
- 個人住民税(税金)
所得が一定額以上ある場合は、上記4つの税金・社会保険料が天引きされることになります。
年金振込通知書は原則として6月に送付されますが、年度途中で天引き額が変わる人に対し、別途送付されることがあります。
なぜ年度の途中で変わるのでしょうか。