2. いまやっておきたい、庭の梅雨対策は?
2.1 鉢植えにする
湿度と温度が高い梅雨は、蒸れを原因とする病気や害虫の被害に合いやすい季節です。また、土が乾燥しにくいため、根腐れして、枯れてしまうこともあります。
このようなことを防ぐために、開花期間が長い植物などは、最初から鉢植えで育てると管理がしやすくなります。掘り起こしても大丈夫な植物なら、一時的に鉢植えにして移動しやすいようにするのもおすすめです。
2.2 軒下に移動させる
鉢植えの植物は軒下など、雨が避けられる場所に移動させて、長雨から植物を守るようにしましょう。
じめじめした状態が続くと、土が乾きにくくなるので、風通しが良くなるように、鉢の下にレンガなどを敷いて風を通すようにしましょう。
2.3 切り戻しをする
梅雨時期は株元の風通しが悪くなり、地際の葉が枯れたり、害虫が発生する原因になります。
多湿が苦手な植物は、茎の長さを半分程度切り戻して、株元の風通しをよくしましょう。梅雨が終われば、再び花が咲くようになります。
2.4 害虫・病気予防用の薬剤を使用する
湿度が高い梅雨は、さまざまな病気が発生する原因になります。とくにカビを原因とする病気が発生しやすくなります。
雨粒を通じて病気が伝染することもあるので、軒下などに移動させることに加えて、スプレータイプの薬剤等を使用して事前に予防しておくことも検討しましょう。