お庭に植える植物、どのように選んでいますか?お花がきれい、お手入れ簡単など、人によって選び方は様々だと思います。でも、せっかく植えるなら後悔したくない!という気持ちは誰もが持っているのではないでしょうか。

植物の中には、繁殖力が強く庭に植えると広がりすぎるため、避けた方がいいと言われるものがあります。知らずに植えてから後悔しないよう、この記事で確認しておきましょう。

ここからは、植える前に知っておきたい、繁殖力が強すぎる植物5選を、参考価格とともにご紹介します。安心して楽しむための方法もお伝えするので、気になる植物があった方は参考にしてくださいね。

1. 庭に植えてはいけない植物?繁殖力が強いハーブ1選

1.1 ミント類

【写真1枚目/全6枚】繁殖力の強さは時に脅威にもなる「ミント類」など、2枚目以降の写真で「庭に植えてはいけない、要注意の植物」を紹介します!1/6

【写真1枚目/全6枚】繁殖力の強さは時に脅威にもなる「ミント類」など、2枚目以降の写真で「庭に植えてはいけない、要注意の植物」を紹介します!

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スーッとした清涼感が心地よいミント類。さまざまな香りの品種があり、ミントティーとして楽しむほか、チョコミントなどのスイーツにも使えるハーブです。

しかしミントは「植えてはいけない植物」の話題で、必ずと言っていいほど登場します。残った地下茎や、カットした茎からも根を出して繁殖するため、一度庭に植えるとコントロールが難しい植物です。

記者は鉢植えでアップルミントを育てていますが、毎年植木鉢が地下茎でパンパンになり、いつの間にか庭から生えてくることもあります。

※参考価格:200~600円前後(3~3.5号ポット苗)

2. 庭に植えてはいけない植物?きれいな花が咲く<多年草2選>

2.1 ヒメイワダレソウ(リッピア)

可愛い花を咲かせる「ヒメイワダレソウ」雑草抑制にも力を発揮してくれますが……。2/6

ヒメイワダレソウ、別名リッピアの花。色は白とピンク。

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芝生よりも育てやすいことから、グランドカバーとして広まったヒメイワダレソウ(リッピア)。かわいい花が咲き、雑草を抑制し、踏んでも大丈夫など利点が多く、ホームセンターなどでも安価で購入できます。

しかし、その利点を上回ってしまうのが繁殖力の強さ。タネの発芽率がよいことに加え、成長スピードが早く、枝の一部からも根を出して繁殖します。そのため、日本では環境省が定める、生態系被害防止外来種リスト内の「重点対策外来種」に登録されている植物です。

※参考価格:130~650円前後(3号ポット苗)

2.2 ランタナ(七変化)

1株でもカラフルな花色を楽しめる「ランタナ」も、花壇に植える前に要注意!3/6

オレンジ色のランタナの花。

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ポンポンのようなかわいらしい花を次々咲かせるランタナ。咲き始めから咲き終わりにかけて花色が変わることから「七変化」とも呼ばれます。1株でもカラフルな花色を楽しめるため、花壇に植えたくなりますが、ランタナも要注意です。

寒さに弱く、関東以北では一年草として扱われることも多いのですが、越冬できる地域では低木に分類されます。タネの発芽率が高く、こぼれ種から毎年発芽し、生育旺盛。地下茎や地上部の茎からも発芽して広がっていきます。

また、ランタナの葉や種には毒があるため、小さなお子さんやペットがいる方はとくに注意が必要です。

ランタナも環境省が定める、生態系被害防止外来種リスト内の「重点対策外来種」に登録されている植物です。また、国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外でも問題になっています。

※参考価格:400~800円前後(3~3.5号ポット苗)

3. 庭に植えてはいけない植物?寄せ植えに人気の<リーフプランツ2選>

3.1 ワイヤープランツ

小さい葉と動きのある茎がおしゃれな「ワイヤープランツ」4/6

小さい葉と動きのある茎がおしゃれな「ワイヤープランツ」

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ワイヤープランツは小さい葉と動きのある茎がおしゃれで、寄せ植えやリースなど、さまざまなアレンジに使われる植物です。

ワイヤープランツはつる植物のように見えますが、じつは低木の仲間。そのため、茎や根がとても丈夫です。成長が早く、どんどん広がり、地面を覆いつくして壁も登っていきます。少しの枝や根からも再生して成長するため、一度植えると駆除が難しい植物です。

※参考価格:200~750円前後(3号ポット苗)

3.2 アイビー(ヘデラ)

うっかり庭に植えるとあっという間に広がります!寄せ植えの定番リーフ「アイビー(ヘデラ)」5/6

アイビー、別名ヘデラの葉。濃い緑色。

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アイビーはさまざまな斑入りの葉がおしゃれ。寄せ植えやリースなどの動きを出したり、カラーリーフとして彩りを添えたりと、大活躍の植物です。

しかし、うっかり庭に植えるとあっという間に広がります。とくに、上へ登ろうとする力が強く、家の外壁やフェンスなどに気根を出して張り付きます。はがしても気根の痕は取れず、外壁やフェンスが汚れる原因に。アイビーも茎から根を出して繁殖します。

※参考価格:250~800円前後(3号ポット苗)

4. 繁殖力の強い植物を安全に楽しむ方法

4.1 鉢植えで育てる

繁殖力が強い植物は「鉢植え」で育てる!6/6

繁殖力が強い植物は「鉢植え」で育てる!

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繁殖力が強い植物は鉢植えで育てましょう。できればベランダや室内など、鉢の中以外に土がない場所で育てると、より安心です。

4.2 タネができる前に花がら摘みをする

花を楽しんだ後は、タネができる前に花がら摘みをし、こぼれ種からの発芽を防ぎましょう。離れた場所への飛散も防げます。

4.3 カットした茎や根は袋に入れて処分する

剪定や植え替えなどで茎や根をカットした場合は、屋外に捨てず、袋に入れてごみとして処分しましょう。植物ごみの処分方法は、各自治体の分別方法を確認してください。

5. 元気に育ちすぎる「ハーブ・花・リーフ」と上手に付き合おう!

お庭に植えると後悔するかもしれない、繁殖力が強すぎる植物をご紹介しました。

繁殖力が強い植物は、言い換えれば「丈夫で育てやすい植物」。乾燥や病害虫に強く、肥料もほとんど必要としません。

家にお迎えする場合は、プランターの外に広がらないよう、注意しながら楽しみましょう。

参考資料

LIMO編集部