3. 老後の収入と貯蓄を今から考えよう
老後の収入の基本は「公的年金」です。年金への不安は叫ばれがちですが、公的年金は生涯もらえるメリットがあります。
厚生年金に加入する働き方を考えたり、厚生年金であれば収入を上げるなどして、老後の公的年金が少しでも増えるような工夫は考えたいところです。
また、公的年金以外にも私的年金や個人年金保険がありますから、ご自身で年金を用意するのもよいでしょう。
長く働き続ければ仕事による収入も入り、年を重ねても貯蓄ができたり、また資産運用を行ったりなども可能なので、長く働き続くキャリアプランも考えておきたいですね。
2024年から新NISAがはじまりましたが、資産運用はリスクはある一方でお金に働いてもらうことができるので、おひとりさまこそ情報収集や勉強からはじめるといいでしょう。
長く働き続けるには、健康であることも大切です。複数の面から老後に備えていきましょう。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
宮野 茉莉子