5. まとめにかえて
令和シニアの貯蓄事情はあくまで現在の状況です。今後、年金受給額の変動や物価上昇率により大きく変化してくることが考えられます。
まだ老後を迎えていない現役世代の方は、早めに準備をしておくことで安心した老後が迎えられるでしょう。
ぜひこれを機に老後の資産計画について、できることから始めてみてください。
6. 【参考】60歳代・単身世帯の貯蓄額
- 金融資産非保有:33.3%
- 100万円未満:8.5%
- 100~200万円未満:4.7%
- 200~300万円未満:2.8%
- 300~400万円未満:4.3%
- 400~500万円未満:2.4%
- 500~700万円未満:3.5%
- 700~1000万円未満:2.8%
- 1000~1500万円未満:6.6%
- 1500~2000万円未満:4.5%
- 2000~3000万円未満:8.0%
- 3000万円以上:15.1%
6.1 <平均と中央値>
- 平均:1468万円
- 中央値:210万円
参考資料
- 総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」
- 内閣府「生活設計と年金に関する世論調査」
- LIMO(菅原 美優)「65歳以上の無職夫婦世帯「毎月の生活費は約3万円の赤字」支出の多い項目は何?内訳をのぞき見」※記事の数値を一部記事内に引用しています
山本 大樹