2. 4つの駅の1日平均の乗降人員を比較すると…

東京メトロが公開している「各駅の乗降人員ランキング(2022年度)」によると、東京メトロの駅で1日平均の乗降人員が1番多いのは池袋駅です。

東京メトロの池袋駅には丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3路線が乗り入れ、1日の平均乗車人数は46万1392人。

2番目に多いのは大手町駅の27万7497人、3番目は北千住駅の21万5800人、4番目は銀座駅の18万8770人。アンケートで半数以上の人が選択した新宿駅は5番目で18万278人でした。

新宿駅は1日の乗降客数が世界最多の駅としてギネスブックに認定されているほど乗降客数が多いことで知られていますが、東京メトロに限ると5位とは意外と言えるのではないでしょうか。

ちなみに一日平均乗降客数の世界TOP3は1位が新宿駅(約354万人)、2位が渋谷駅(約301万人) 3位が池袋駅(約265万人)です。 世界TOP3を東京の駅が独占しているとは驚きですね。

東京メトロ 1日平均の乗降人員ランキングTOP10を見てみると…

東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2022年度)

出所:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2022年度)」を参考に筆者作成

3. 池袋駅のある豊島区の財務状況を紹介

ここからは東京メトロ池袋駅のある東京都豊島区について紹介します。

東京23区の西北部に位置する豊島区の人口は29万4049人(2024年3月1日時点)。そんな豊島区の令和4年度(2022年)の一般会計歳入は1493億円で、そのうち特別区税は全体の24%にあたる358億円。

いかがでしょうか。今回は東京メトロの駅で「1日平均の乗降人員」が1番多い駅を紹介しました。

3.1 調査概要

調査日:2024年5月16日
調査人数:200人(全国の10~60代)

参考資料

小野田 裕太