6月から、政府の2023年度の経済対策の一環である「定額減税」が始まりました。
給与や年金などの収入から引かれる税金が、1人あたり所得税3万円・住民税1万円まで減税されるため、年間4万円まで手取り収入が増えることになります。
なお、2023年度の「住民税非課税」と「住民税均等割のみ課税世帯」には1世帯あたり10万円、加えて当該世帯の18歳以下の児童には1人あたり5万円が給付されました。
2023年度は課税世帯であったものの、2024年度、新たに住民税非課税または住民税均等割のみ課税世帯に該当する世帯には、今年度、1世帯あたり10万円と児童1人あたり5万円が給付されます。
本記事では、2024年度の住民税非課税世帯への給付金の概要を確認し、年代別の「住民税非課税世帯」の割合を見ていきます。
1. 「住民税非課税世帯」の対象者
「住民税非課税世帯」とは、「住民税」が「課税されない世帯」を指します。
住民税は「所得割」と「均等割」があり、この両方が課税されない場合に住民税非課税となります。
なお、生計を一にする家族全員が住民税非課税となる場合に「住民税非課税世帯」となり、一人でも課税される家族がいれば住民税非課税世帯にならない点にご留意ください。
また、住民税は前年の所得をベースに決定するため、現時点で住民税が課税されるほどの所得があった場合でも、前年の所得が住民税非課税に該当すれば、「住民税非課税世帯」となります。
次章で住民税非課税世帯の要件を確認していきましょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/AFP(Affiliated Financial Planner)/一種外務員資格(証券外務員一種)
関西学院大学経済学部卒業後、岡三証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。富裕層顧客から未上場法人に対して株式や投資信託の販売、事業承継など、資産運用コンサルティン業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】