2018年に「つみたてNISA」が始まり、2024年には新NISAのつみたて投資枠で定着しつつある、つみたて投資。
つみたて投資で人気なのは「上がっても下がっても買い続けるつみたて投資」。
しかし、株式市場では「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉や「難平(ナンピ)買いはするな」という格言もあったりします。
一体どちらが本当なのでしょうか。
今回は、これらを現状の株式市場の動きを見ながら、考えてみたいと思います。
1. 投資格言「落ちてくるナイフはつかむな」の意味とは
ベテランの投資家の間でよく言われる格言に「落ちてくるナイフはつかむな」があります。
継続的に株価が大きく下がった場合、つみたて投資をしていると、損失が拡大します。それを戒める格言です。
ナイフは刃がむき出しになっている状態でつかむのは危ないということはどなたも想像がつくと思います。
そのナイフが上から真っ逆さまに落ちてくるものを素手でつかむとどうなるでしょうか。
大けがをしかねないということがお分かりかと思います。
下げ相場では、安易に買い出動することなく「待つ」ということが大事だという教訓です。